Ekiden@ストラスブール [イベント]
先週の日曜。急に気温がガーンと下がったあの週末に、
予定通り参加してきましたよ、ekiden。
というのも、前日の土曜日には初雪が降るほどの寒さ。
当日は冬時間に変わった初日だったので、1時間稼げたにもかかわらず、
家を出た朝7時頃はなんと気温0度。。。
寒ーい
6人で42.195kmを走るということは、かなり待ち時間があるということも考慮して、
かなり着込んで行きました。
今回みんなで走ったコースはこちら。
ストラスブール郊外をスタートして南下し、ドイツに渡って北上した後
ストラスブールの街中に戻ってゴール、というこの土地ならではの2国を跨いだコース。
スキーにでも来たんかい?って格好の私。。。笑
まぁ気温的にはあながち間違ってないか?!
ゼッケンを受け取るため、朝7時半にチームのみんなで集合して、
ここから各中継地点に出るシャトルバスにそれぞれ乗ります。
ここから各中継地点に出るシャトルバスにそれぞれ乗ります。
私は第一走者だったので、そのままZenithでスタートを待つの図、が上の写真です。
結構直前まであまり人もいなくて、みんな思い思いにアップしたり、おしゃべりしたり。自由です。
結構直前まであまり人もいなくて、みんな思い思いにアップしたり、おしゃべりしたり。自由です。
この日は、チームで走る駅伝の他に、フルマラソンも開催。
今回が記念すべく第1回目の開催だったんですが、寒空の下こんなツワモノも。
背中に背負った十字架には、第1回ストラスブールマラソンって書いてあった。
おでこから血を流すメイクまでしてて、かなり気合入ってたよー。ていうかあの気温でこの格好!すごい!
おでこから血を流すメイクまでしてて、かなり気合入ってたよー。ていうかあの気温でこの格好!すごい!
スタート横に一応ステージがあって、スタートまでMCが「さぁ、準備はいい? ウォームアップしよう!みんな手上げて、ジャンプジャンプ!!」と盛り上げてるんだけど、何回も何回もやらされて、予定時刻になってもスタートしないし、みんなもう飽き飽き。「もうこれで最後にしてよー」と周りでもブツクサ。。。
と思ったら、10分ほど遅れて、急にスタート。笑
ちょうどアンカーだったY氏はシャトルバスの時刻がスタートより後だったので、
チームメンバーで唯一(!)スタートを目撃できたんだけど、
私の姿はしっかり見失って、写真撮り逃してた。赤い帽子かぶってたのに。^^;
チームメンバーで唯一(!)スタートを目撃できたんだけど、
私の姿はしっかり見失って、写真撮り逃してた。赤い帽子かぶってたのに。^^;
(最初の写真は私が通り過ぎた後。。。)
いよいよ、スタートした駅伝。
私が走ったのは5km。
練習の時みたいにジョギング程度のスピードで襷さえ繋げればいいよ、って思ってたのに、
走り始めたら、やっぱり出来るなら早く走りたいという欲望がムクムク。(実力ないくせに)
頑張って走ったら、最後の方バテました。
あと1kmくらいかしらと思った頃に登場した“3km地点”の看板に、「えぇ、あと2kmもあるのかい。」とがっかりさせられながら、結構あっという間の5kmでした。私が走ったところは住宅地だったんだけど、応援に出てくれてる人も結構いて、励まされました。わざわざ横断幕を手作りして家の前に出てくれてる人もいました。
ということで、無事に第二走者へ襷をつないで、9時半前には私の出番終了~。
後はひたすら待ちです~。
走り終わった人は、中継所からまたシャトルバスに乗って、ゴールとなるブログリー広場に連れてってもらえます。
中継所はテントがあるわけでも知り合いがいるわけでも何でもないので、留まる意味もなく、
すぐにシャトルバスに乗って、ブログリーへ。
ゴールとなるはずのブログリー広場に到着して、唖然。
ただいま会場設営中。。。トラックから荷物おろしたりしてた。
駅伝より遅れてスタートしたマラソンのタイムが隅の方でカウントされている以外は、
今まさに大会が進行中というのが信じられないくらい。^^;
一緒にバスに乗って運ばれてきた第1走者の皆さんもいつの間にかさーっといなくなってて、
ぽっつーん。って感じでした。^^
着込んで走ったこともあり、終わった後は結構汗かいて暑かったんだけど、
この頃にはみるみる冷えて、今日の気温を思い出した。
早く着替えねば。。。
ゴール付近にあわよくば更衣室、せめてトイレならあるだろう、
なんて期待していたんだけど、前述の通り。。。
幸いクレベール広場の公衆トイレがあいてたので、なんとか着替えられました。
(広場の地下に管理人の人が常駐してるお手洗いがあるんですが、日曜だからもしかして閉まってるかもと不安だったのです)
クレベール広場横の通り。閑散。
ひゅるり~って感じだけど、どうやらここを走ってゴールするみたい。
着替えた後、携帯を持ってない私が後ろの走者と待ち合わせ場所にしたマックへ。
なんかお腹減ってきたから、朝マック。
フランスで初めて食べたわ、朝マック。
朝はあまり食べない、食べても甘いものを少しだけというフランスでも、かろうじてマフィンありました。
日本のマフィンより小さいと思うけど、コーヒーとベーコンエッグマフィンで2.20€なり。
ひたすら、待つ~。
暇つぶしグッズも何もなかったので、コーヒーちびちび飲みながら(笑)、待つのみ。。。
暇じゃーと思ってたら、なにやら聞き覚えのある笑い声が右側の席から。
なんと同僚のフランス人Tが彼女?とラブラブで座っているではないかっ!
ジャージだし、ボーっと待ってるところを見られていたとは。朝マックの写真まで撮っちまったよ。^^;
と、なんだか恥ずかしくなった。なんで日曜の朝っぱらからこんなところにいるんだよー。
Tといえば、私よりちょっと年上で独身貴族っていうか、プレイボーイなイメージ。(私の勝手なイメージですけど)
低音の超いい声で、いつも笑顔で物腰も柔らかく紳士な感じなのです。なんで↑のイメージになったかというと、こっちでは同僚の家でパーティをする時は、パートナーも連れてきてOKなんだけど、その度に連れてくる彼女が違うから。。。^^;
そして、以前、「仕事で日本に行ったことあって、すごく気に入った。」と話してくれた時に、知ってる日本語あるよって言うから聞いてみたら、こんにちは・ありがとうとかの挨拶の次に出てきたのが、「あなたかわいいね~。」だった。。。^^;
いやいやいや、なんでそのフレーズ? 誰に習ったんだよー。もしかして実践済み?
ていうか、Tのスマイル&セクシーボイスで言われたら、きっと日本人の女の子は目がハートになるだろうよ。
私の勝手なイメージにも納得して頂けました? ^^
この日も、前に会った彼女とは違う女性とのマックタイムを楽しんでいたT。
帰り際には彼女はとっとと席を立っちゃって、Tがひとりテーブルの後片付けをしてた。
いやぁ、これがフランス流伊達男か。と感心。
ちょっとおしゃべりして、Tが去っていった後は再びひとり待ちタイム。
次の走者の人は少し待ったら来ると思ってたんだけど、ぜーんぜん来ない。
連絡手段がない私にはただ待つことしか出来ず、
途中で怪我したとかじゃないよね。と不安になりながら、
たぶん2時間くらい待ったところに第3走者の友人が現れた!
後から聞いたら、第2走者の中継所は山の中だったらしく、シャトルバスの乗り場がわかりづらくて、
周りの人とたぶんこっちにバスがあるはずだよ、と歩いていったら、
なんと次の中継所まで5km歩く羽目になったんだって!
10kmランの後の5kmウォーク。そりゃお疲れ様でした。
バスこっちって矢印が1つあれば済むことだったんだけどね。。。
係員も案内板もなかったのが、さすがフランス、さすが1回目。
結局みんな順調なペースで走って、襷も繋がっているということがわかってひと安心。
そろそろゴールするんじゃない?って時間に、後から合流した第2走者のTさんも混ぜてブログリー広場へ。
ゴール地点は、朝見た光景からは信じられないくらい、賑やかになってた!
マラソンの人がどんどんゴールする中で、たまに見える駅伝ゼッケンランナーからY氏を見つけるの大変。
ということで、私もY氏の走ってる姿は撮り逃しました~ ^^;
死にそうな顔をしながらゴールしたY氏は係員のミスで、
ちゃっかりフルマラソン完走者用のメダルとジャケットをもらってた。笑
背中に"marathon finisher"って書いてあるし。
ちなみに駅伝参加者はゼッケン受け取り時にこんなTシャツをもらいました。
我々のチームは、当日みんなでこれを着て走りました。
結局、私たちは3時間59分、142位でゴール。みんなよく頑張った!
それにしても、他のチームがみんな結構早くて驚き。
マラソンもほとんどの人は4時間前後でゴールしてたんじゃないかな。 すごーい!
フランスってランニングしてる人多いから、みんな私達みたいな、にわかランナーじゃないんですね。
結局Y氏のゴールに間に合ったのは、第3走者まで。
その後みんな揃って、遅めの昼食食べて帰りました。
集まってみんなであーだこーだしゃべってみると、他にもツッコミ所がわんさか出てきて面白かったー。
・中継所って言っても何もなくて、襷と引き換えに荷物を渡すか、脇の草むらに置いた荷物の場所を伝える必要あり。
・中継所には数人の係員がいるけど、ゼッケンのセンサー読み込むのに必死で後のことは放置。笑
・前走者がいつ来るかわからず、自分で注意して見ておくしかない。まだ着替えてもないのに来ちゃってワラワラするチームもあった。
・中継所でトイレは?と聞いたら、あっちの森の方で、と言われたから、トイレにいく必要なんてないとマインドコントロールした。。。(女子)
・シャトルバスが道を間違えて、ストラスブールより北の方まで行ってしまった。
・シャトルバスが道を間違えて、マラソンコースの通行止め食らった。
などなど
後半の走者の皆さんは、朝いちでシャトルバスで中継所に連れて行かれて、
ぽいっと下ろされて、寒い中何時間も待ったらしく、本当に大変だったと思う。
みんなそれぞれどこかで待ち時間があって、1番目だった私はかなりラッキーな方でした。
それもこれもひっくるめて、いい思い出になりました。
タグ:ストラスブール
2012-11-03 07:52
コメント(2)
いつも楽しく拝見させていただいてます。
記事の独特な世界観などすごく勉強になっています。
また遊びに来ますね。これからもよろしくお願いします。
by FRANCE オフランスブログ (2012-11-07 13:41)
>FRANCE オフランスブログさん
初めまして。コメントありがとうございます。
いつも読んで下さっているとのこと、嬉しい限りです。
ほんとにそんな風に言ってもらえると励みになります!^^
こちらこそどうぞよろしくお願いします。
by amya (2012-11-08 08:40)