ベネチア旅行_3 リアルラビリンス [旅行]
2,3泊目のホテルはサン・マルコ広場にもリアルト橋にも近くて便利な立地でした。
雨な上に、サン・マルコ寺院は修復中で、写真はちょっと残念な感じ。。。
サン・マルコ寺院。入口のモザイク画が美しい。
結局中へは入らず。。。^^;
昔来た時は、確かベネチア1日(半日)しかなくて、ひとりでウロウロ歩いた覚えがあるんだけど、
広場を囲むアーケード状の建物の記憶しかなかった。。。
サン・マルコ寺院も、ピンク色が可愛らしいドゥカーレ宮殿も全く記憶にない。
そして運河に沈むように並ぶ家々は、ボロくて朽ちるんじゃないかって思った覚えが。
なんだかあまりいい記憶がなかったようですが、今回は雨にも関わらず好印象でした。
歩いてもいいけど、目的地にはたどり着けないと思う。。。
たぶん、昔来た時も迷って集合に間に合わないことを恐れて、
サン・マルコ広場からあまり離れなかった(離れられなかった)んだと思う。
どんなに細い道でも、ちゃんと通りの名前があるし、
壁には通りの名前のパネルがあるんだけど、そういう問題じゃないんですね。。。
ホテルを出た瞬間にどっちに歩いてるかわかんなくなってたので。
やはりリアルト橋とサン・マルコ広場が目印なようで、
「リアルトこっち」「サン・マルコこっち」って看板も結構目にしました。
そしてこちらがリアルト橋。
私もこんなポーズで写真撮ってみたい。。。
橋を通ってみると、両側に店があってフィレンツェのヴェッキオ橋みたいです。
結局、私は地図をY氏に任せてついていくだけという全く使えない人になってました。
そうそう。病院近くで船を降りて、ホテルを探して歩いてるとき、
地図を見ながら立ち止まってたら、イタリア人の年配のおじさんが
「道に迷ってるのか?どこに行きたいんだ?」(イタリア語だったので想像。。。)
と声をかけてきました。
何となく方向はわかっていて、地図で確認してただけだったんですが、
教えてもらえるなら幸いと、
「○○ホテルに行きたいんだ。(地図を見せながら)この辺りだと思うんだけど。今ココでしょ?」
と英語で答えました。
しかし、全然英語話せない人だっので通じなかったんだけどね。。。
ここで新しい発見だったのは、イタリア語って少しフランス語と似てるので、
私は何となく何を言ってるのかわかったんです。
Y氏は全然わかんなかったって言ってたので、フランス語のお陰なのは間違いないです。
で、フランス語で答えてみるけど、それは簡単には通じないようで、
地図見せながら、単語単語でなんとかホテルの名前を伝えました。
一緒にいた奥様もかなりいい人で、老眼鏡を取り出して地図を見てくれたんだけど、
どうやら、2人ともベネチアに全然詳しくなくて(たぶん旅行者)、
2人であっちでしょ、あーでもないこーでもないと話し始めた。
あれ?道知ってるから声掛けてくれたんじゃないのね。^^;
と思ってたら、道歩いてる人を捕まえて、
「○○ホテルはどっちですか?」って代わりに聞いてくれたりして、超いい人だった!
しかし、なんせわかり合える言語がないので、とにかくややこしい。。。
通行人が教えてくれた方向を「まっすぐ行って、どこどこを曲がって。。。」と
説明してくれるんだけど、ただでさえ迷路のような道なので、
イタリア語の説明がわかるはずもなく。。。
最終的には、なんと一緒に連れて行ってくれました!
なんて素晴らしく親切な人なんだ〜。
と思ったら連れて行ってくれたのは、別のホテルだった。。。^^;
まぁ、目的のホテルはそこから横道にそれて少しいったとこだったんですが。
さすがにこれ以上は申し訳ない(ややこしいし)ので、
「もうここで十分。あとはわかるから。本当にどうもありがとう。」
と何語かで伝えて、分かれました。
こんなことなら自力で行った方が早かった、という話もありますが、
本当にめちゃくちゃ親切なご夫婦でした。
数年前の巨額ぼったくりレストランやスリなど、悪い噂ばかりが目について、
ちょっと気負っていたベネチア旅行でしたが、実際には親切でフレンドリーな人が多かったです。
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