最後の思い出に行ったオーストリアへのスキー旅行から帰ってからの2週間は怒涛の如く過ぎていきました。家具の売却・引き渡し、荷物詰めと発送、各種書類手続き、そしてアパートの引き渡し。
スムーズにいかないことも多少ありましたが、何とか全ての手続を済ませ、
(電気の解約の連絡はなんと出発当日。。。)無事にフランスから引き上げてきました。
いつの間にか5年近くにもなっていたフランス生活。
たくさんのことを経験し、学び、たくさんの人に出会いました。
最後の日、フランス生活大成功だったね、とY氏とふたりで振り返りました。
ふたりとも、それぞれ、2人で、非常に充実した時を過ごすことができました。大満足です。
こういう風に振り返れるって幸せなことですね。ありがたいことです。
人生の中で、とても貴重な印象に残る期間になったと思います。
最後の最後までバタバタして、本帰国の実感があまりないまま帰ってきましたが、
やっと、あー、もうフランス戻らなくていいのか、とふと思ったりします。
このまま何となく日本にいることが普通になり、
時々、あれ日本ってこんなんだったっけ? と思い、
それが段々、そういえばフランスってああだったな、に変わっていくんだろうなー。
これからまた新しい環境のセットアップでバタバタすると思いますが、
時間を見つけて、忙しくて書ききれていない事も思い出しながらアップ出来たらいいな。
2,3泊目のホテルはサン・マルコ広場にもリアルト橋にも近くて便利な立地でした。
雨な上に、サン・マルコ寺院は修復中で、写真はちょっと残念な感じ。。。
サン・マルコ寺院。入口のモザイク画が美しい。
結局中へは入らず。。。^^;
昔来た時は、確かベネチア1日(半日)しかなくて、ひとりでウロウロ歩いた覚えがあるんだけど、
広場を囲むアーケード状の建物の記憶しかなかった。。。
サン・マルコ寺院も、ピンク色が可愛らしいドゥカーレ宮殿も全く記憶にない。
そして運河に沈むように並ぶ家々は、ボロくて朽ちるんじゃないかって思った覚えが。
なんだかあまりいい記憶がなかったようですが、今回は雨にも関わらず好印象でした。
たぶん、昔来た時も迷って集合に間に合わないことを恐れて、
サン・マルコ広場からあまり離れなかった(離れられなかった)んだと思う。
どんなに細い道でも、ちゃんと通りの名前があるし、
壁には通りの名前のパネルがあるんだけど、そういう問題じゃないんですね。。。
ホテルを出た瞬間にどっちに歩いてるかわかんなくなってたので。
やはりリアルト橋とサン・マルコ広場が目印なようで、
「リアルトこっち」「サン・マルコこっち」って看板も結構目にしました。
そしてこちらがリアルト橋。
私もこんなポーズで写真撮ってみたい。。。
橋を通ってみると、両側に店があってフィレンツェのヴェッキオ橋みたいです。
結局、私は地図をY氏に任せてついていくだけという全く使えない人になってました。
そうそう。病院近くで船を降りて、ホテルを探して歩いてるとき、
地図を見ながら立ち止まってたら、イタリア人の年配のおじさんが
「道に迷ってるのか?どこに行きたいんだ?」(イタリア語だったので想像。。。)
と声をかけてきました。
何となく方向はわかっていて、地図で確認してただけだったんですが、
教えてもらえるなら幸いと、
「○○ホテルに行きたいんだ。(地図を見せながら)この辺りだと思うんだけど。今ココでしょ?」
と英語で答えました。
しかし、全然英語話せない人だっので通じなかったんだけどね。。。
ここで新しい発見だったのは、イタリア語って少しフランス語と似てるので、
私は何となく何を言ってるのかわかったんです。
Y氏は全然わかんなかったって言ってたので、フランス語のお陰なのは間違いないです。
で、フランス語で答えてみるけど、それは簡単には通じないようで、
地図見せながら、単語単語でなんとかホテルの名前を伝えました。
一緒にいた奥様もかなりいい人で、老眼鏡を取り出して地図を見てくれたんだけど、
どうやら、2人ともベネチアに全然詳しくなくて(たぶん旅行者)、
2人であっちでしょ、あーでもないこーでもないと話し始めた。
あれ?道知ってるから声掛けてくれたんじゃないのね。^^;
と思ってたら、道歩いてる人を捕まえて、
「○○ホテルはどっちですか?」って代わりに聞いてくれたりして、超いい人だった!
しかし、なんせわかり合える言語がないので、とにかくややこしい。。。
通行人が教えてくれた方向を「まっすぐ行って、どこどこを曲がって。。。」と
説明してくれるんだけど、ただでさえ迷路のような道なので、
イタリア語の説明がわかるはずもなく。。。
最終的には、なんと一緒に連れて行ってくれました!
なんて素晴らしく親切な人なんだ〜。
と思ったら連れて行ってくれたのは、別のホテルだった。。。^^;
まぁ、目的のホテルはそこから横道にそれて少しいったとこだったんですが。
さすがにこれ以上は申し訳ない(ややこしいし)ので、
「もうここで十分。あとはわかるから。本当にどうもありがとう。」
と何語かで伝えて、分かれました。
こんなことなら自力で行った方が早かった、という話もありますが、
本当にめちゃくちゃ親切なご夫婦でした。
数年前の巨額ぼったくりレストランやスリなど、悪い噂ばかりが目について、
ちょっと気負っていたベネチア旅行でしたが、実際には親切でフレンドリーな人が多かったです。
写真はベネチアの魚市場。
相変わらず魚に飢えている私は、ベネチアでおいしい魚料理が食べられるのを楽しみにしていきました。
もう昼過ぎだったから、皆店じまいしてましたが、
屋根付きの屋外市場にいくつも魚屋の屋台が並んでました。さすが、新鮮そうだったなー。
クチコミを見て、ほんとはこの近くのレストランに行って見たかったんですが、
年明けだったからかお休み。。。
私達は、美味しい物を食べることが旅行で最も重要なことといっても過言ではないので、
レストランだけは事前に調べていきました。
ということで、近かったので、一応調べていた別のレストランへ。
日本語のサイトで紹介されてたレストランです。
お昼にしては遅い時間だったんですが、なかなかの人気店のようで少し待って入りました。
入ると、カウンターの横に、こんな↑ショーケースが美味しそうな前菜がいろいろ並んでます。
待ってる間に何人かイタリア人のグループがきて、このショーケースの料理をつまみに
カウンターで立ち飲みしてました。
2−3種類を一口分ずつ皿に乗せてもらって、ワインを一杯飲みながらおしゃべりして。
多分こうやって何軒かはしごするんだろうなぁ〜。それも楽しそうでした!
スペインでもタパスやピンチョスを食べながらバールをはしごするって読んだことあるので、
スペインとイタリアは言葉が似てるだけでなく、文化も似てるのかな。
前菜はあのショーケースから頼みたいんだけど、と言ったら、
ちゃんと盛り合わせがありました。
シャコひさーしぶりに食べました。見るのさえ何年ぶり?魚市場でも売ってました。美味しかった!
あと小アジの南蛮漬けみたいのも美味しかったです。
ポルトガルで食べたこれと似た料理をすごーく気に入ったY氏は真っ先にこれを所望してました。
パスタはカジキとトマトの生パスタ。
どちらも美味しかったです。
アルデンテの存在しない?フランスとは違って、しっかりアルデンテでした。
ちょっと芯があって堅すぎる位だったけど。。。^^;
感動する程じゃないけど、美味しかったです。
このお店、日本人めっちゃ多いです。入れ替わりで4組くらい見かけました。
メニューはイタリア語しかないけど、聞いたら親切に英語で説明してくれます。
彼も乗っていたベネチアのゴンドラ。椅子がゴージャスです。
でも、よくこの上で立ってわさわさ踊ってたね。。。(詳しくは先へ)
Stromae、好きなアーティストです。
フランス語で歌ってますが、ベルギーの人です。
随分前に彼のキャリアをスタートさせたヒット曲Alors On Danseを紹介したことありますね。
2013年に新しいアルバムを発売して、今や幅広い年齢層に人気みたいです。
何やら同じベルギー出身の戦後に活躍したシャンソン歌手?、
Jacques Brelという人と比較されることが多いみたいですよ。
私はFormidableという曲が好きで、いろいろ探して聞いたのがきっかけでした。
耳に残るメロディーとよく考えられた言葉が、人気の理由なのだと思います。
頑張ればStromaeの曲はリスニングの練習にいいかもですね。
Alors On Danseのメーキング?バージョンはアメリの映画にも出てくる有名な俳優さんが出てます。
これすごく面白い〜。
あー、春にストラスブールにくるみたいだから行きたかったなー。
まだ帰国が決まってないとき、一瞬チケット予約しかけたけど、
予約しなくてよかった。。。
私の現実逃避におつき合いくださってありがとうございました。
]]>ベネチアってここより南にあるから、暖かいのかなと期待してたら、
ストラスブールと全く同じでした。といっても、今年は暖冬だから歩きやすい気温でした。
大きな地図で見る
ベネチアって海に浮かぶ島みたいなんですよね。
正しくは潟の上に立てた街ってことみたい。
海ノ中道みたいな所を通ってベネチアに入ります。
(海ノ中道ってこういう地形のところがY氏の実家の近くにあるんです。
つまりベネチア≒志賀島ってことか。笑)
初日の到着が結構遅かったので1日目は空港からのバスが着くローマ広場から近い、
鉄道駅付近のホテルに泊まりました。
今回初めて知ったんですが(むかーし、一度行ったことあるくせに)
ベネチアってバスや鉄道が到着する、島の西側エリア以外は車両禁止なんですよね。
自動車はもちろん、自転車もいません。それだけでかなり特殊な環境です。
交通手段は徒歩か船って訳です。
2泊目からはサン・マルコ広場近辺にホテルを取ってたの朝から移動。
雨だし、とりあえずヴァポレットという路線バスの船版に乗って、
島の外側をぐるっと約一周してみることに。(私達、ほんと怠け者トラベラーよね)
鉄道駅の前のFerroviaから反時計回りにまわるラインに乗りました。
西側の方は後から増築された感じのいかにも人工的な地形で、
車も走ってるし、こーんな大きな船も停泊してました。
ぐるっとまわるって言っても、島からこんなに離れて走行してる区間もあります。
船だらけだから、いろいろ交通ルールがあるのだろうね。
そういえば、ヴァポレットの停留所は海に浮いたいかだみたいな感じです。
太い木の柱に鎖で繋がれてます。波があると揺れるので、弱い人は船待ってる間に既に船酔いしそう。
地図で見たら近そうだったので、病院前の停留所Ospedaleでおりました。
観光客なんて誰もいないエリアです。笑
ここまで1時間くらい船に乗ってました〜。
唯一の交通手段の割に(だから?)、ヴァポレットの運賃は結構高いです。
1回券は1時間乗り換え自由で7€です。12時間券、18時間券などあるんですが、
それほど頻繁に乗らないことを考えて、結局1回券をその都度購入して乗りました。
春にベネチアに遊びにいった同僚の話では、29歳以下だと断然お得なツーリスト用のパスがあるらしいです。
何と、当然?、ここでは救急車も船です。
何層も黄色い救急船が並んでました。大急ぎで出動していく船も見かけました。
ほんとすごい環境だわ。
おぉゴンドラ。この時は、せっかくだから後で乗りたいね、と言ってたのに、
雨が本降りになったりして、結局乗れませんでした。残念。
うろうろ歩いてる間に、何やら素晴らしい歌声が。
どこで歌っているの?と思ったら、ゴンドラで結婚式のカップルがやってきて、
同じ船に乗っている女性歌手の人の歌声でした。
すぐ行ってしまったので写真もぶれぶれだし、動画もないけど、かっこよかったー。
声が反響してすごく響くので、歌っている人も気持ちいいだろうな。
少し雨がやんでよかったねー。
今日は適当な写真がなかったので、Y氏のたっての希望によりY氏の大好きな我が家のエビちゃんの写真。
本文とは全く関係ないです〜。
仕事を辞めてまで挑戦したからには合格したいと、
自分で自分にプレッシャーをかけてたので(プレッシャーに弱いくせに)
終わってかなり気が楽になりました。結果はともあれ、ひと息ひと息。
私は9月から3ヶ月通った語学学校が会場だったので、気は楽でした。
昔センター試験を受けた時、自分の高校が会場でラッキーだなと思ったのを思い出しました。
さてDALF C1の試験は筆記試験(リスニング、リーディング、ライティング)で缶詰で4時間ぶっ続けと、なかなかタフな試験なんです。久しぶりの試験を受けながら、フランスを感じた4時間でした。笑
各部屋には試験監督の先生が2人いるんですが、開始前の説明から、
「4時間で長丁場だから、飲み物とか食べ物とかあるといいわね〜。」って。^^
5匹くらいからスタートした我が家のエビちゃん。今や50匹以上の大家族〜。
前にも書いたかもしれないですが、こっちの語学学校って授業中の飲食自由なんですよね。
カナダ人の子なんて、授業をいろいろとってて昼ご飯を食べる暇がないから、と
しょっちゅう授業中に昼食とってた。笑 (すごく真面目な子でした。)
それもカロリーメート的なものじゃなくて、タッパーに持って来た料理をフォークで食べるという
本格的弁当スタイル。 これって日本ではないだろうな〜と思いながら見てたんですが、
(あ、でも高校の時早弁ってのあったね!すごい匂いだったなぁー。笑)
フランスでは検定試験のときも、試験監督自ら食べ物持ち込み奨励って!笑
実際お菓子とか持って来てる子いたし、試験中、監督の先生達も
しゃかしゃかビニール袋から何か(サンドイッチ?)取り出してむしゃむしゃ食べてたし。
自由すぎる〜。
でも今回の試験監督の先生はちょっとプロフェッショナルじゃなかった。。。
だって試験中、ずっとヒソヒソ話してるんだもん!うるさいっつーの!
こっちは集中して真剣にやってるのに。集中してないから気になるのだ、と言われればそれまでですが。
4時間の試験の後半の時間帯、先生達はすでに前半の試験の採点をしていたようなんです。
(もしくは前日に受けてた人達の分の採点?)
それだけなら、フランスには珍しく効率よく働いてて素晴らしい!という話になるんですが、
その時のヒソヒソがひどかったんです。。。
「ちょっと見てよ、これ。かなり悲劇的な出来よ。
(複数の解答用紙をぺらぺらしながら)3点、5点、5点、、、25満点のうちよ!」
あのぉー、聞こえてるんですけど。。。(私いちばん前の席だったので)
まだ必死に合格目指して頑張ってるんですけどー。
もしほんとに悲劇的だとしても、心の中に収めておいて欲しかったなぁ。せめて試験中は!
まぁ気を取り直して、なんとか試験自体は終了したのでよかったです。
試験監督のあり方も生徒の授業態度同様、自由なのねーと思った受験でした。
さて、そろそろ皆さんもエビちゃんの虜になってきました?笑
]]>今回は完全に油断していた。
何をって、うちのご近所は毎年大晦日にクレイジーになるってことを。
今年も年明けは大騒ぎでした。
今年は爆竹禁止になったってラジオで聞いた気がしたんだけど、聞き間違いだったのかな。。。
それどころかこの人達、年々エスカレートしてる気がする。
昨夜もすごい花火が近所であがってました。。。
いつもなら、アパート前の通り沿いにある駐車場から車を避難するんですが、
今回はすっかり忘れてました。
そこら中であがる素人用とは思えない打ち上げ花火を見ながら、
うちの前で爆竹の大きな音がしたり、何かが暴発する音を聞くたびに、
車は無事か。。。とヒヤヒヤしてしまいました。^^;
年末年始は車を燃やす輩がいたりするので、用心なのです。
テレビでは紅白ならぬフランス版年越し番組をしていて、
カウントダウン前にはフレンチカンカンで盛り上がってました。さすがフランス。
(日が変わる数分前につけたので、どんな番組だったかはわかりません。。。)
何年経っても、正月は日本で過ごすのに限ると思うけど、
このお祭り騒ぎも今年で最後かと思うとちょっと名残惜しいですね。
レースの飾り2つは今年ドイツLudwigsburgで買いましたよ。
ポーズも表情も優雅なバレリーナは今年の年明けに妹と行ったパリのオペラ座で買ったものです。
(年明けだったからお安くなってたのです。^^)
そして、クリスマス当日25日には今年特にお世話になった、たくさん遊んでもらった
友人CちゃんとSちゃんと一緒にうちでクリスマスパーティをしました。
こうしてみるとシワクチャなのが気になる。。。うちにはアイロンがないのです〜。^^
お料理は分担制。笑 美味しいものをたくさんいただきました!
まずは生牡蠣。こちらではノエルの定番です。街に特設屋台が出るくらい。
何故か牡蠣だけはみんな生で食べるんだよね。
開けるのに苦労しましたが(Y氏ありがとう!)、ぷっくり立派な牡蠣。
おいしかったー。新鮮な牡蠣で、まだ生きて動いてたよ!!
こちらもノエルの定番。フォアグラのテリーヌ。
なんとSちゃんの手作り!!調度良い味付けでとても美味しかったです。
大好きなパン・オ・フィグやスパイスのきいたパンドノエル、
先日ドイツのクリスマスマーケットで買ったベラベッカと一緒に食べればこれまた最高。
ベラベッカは一昨年去年に続いて3回目の登場。アルザス独特のものかと思ったら、今回お隣ドイツの黒い森周辺の地域で見つけました。アルザスのより柔らかくパンぽかったです。
全国版の昼のニュースでちょうどベラベッカの紹介をしてました。初めて作ってるの見ました。こうして家で家族で作ったりもするんですね。 スタジオのアナウンサーの人が全然"ベラベッカ"って言えてないところをみると、きっと他の地方には全く存在しないんでしょうね。
去年に続き、パティシエCちゃんの働くお店で前菜メニューも注文しました。
こちらはverrinesヴェリーヌといって、ミニサイズのグラスに入った前菜。
初めて食べましたが、どれも美味しかったー。
エビ、フォアグラ、チキン、クリームチーズとどれも凝っていて見た目も綺麗。
スープとメインは我が家が担当。スープはなんとY氏が作ってくれた!素晴らしい〜。
辛抱強いY氏が作ったオニオンスープはじっくりアメ色に炒められてて美味しかったよ。
さて、今年はチキンにしたんですが、Bresseブレスのpouletを購入してみました。
肉屋のおじさんには、ブレスの鶏なら絶対シャポン(去勢した雄鶏)がおいしいよ、
最高の鶏だよと言われたんですが、高くてとても私達には買えませんでした。
(Pouletはキロ17€ほど、対してchaponはキロ45€くらい!それもpouletより大きいので1羽100€は超えるだろうな。。。)
ところでこのブレスの鶏たち、頭がついた状態(こんな感じちょっとグロいかも)で売られてます。
頭っていうか顔もトサカもそのまま。。。足も内蔵もそのまま。つまり羽だけむしられた状態。この方が保存が効くということらしいです。食べてはみたいけど、これはとても調理できない。。。^^;
肉屋のおじさんに恐る恐るきいてみたら、もちろん頭は切って必要に応じて解体もしてあげるよ、と。
良かった。。。ということでブレスのpouletを購入してみたのでした。
肉屋のアノ巨大な包丁で、スパンといとも簡単に頭が落とされ、鳥から肉になる瞬間を目撃したのでした。
丸焼きにしたかったので内蔵だけ抜いてもらいました。
一緒に中に詰めるとおいしいよってことで、首の部分、レバー、砂肝ももらってきました。
後はスタッフを詰めて焼くだけなので簡単です。
ブレスの鶏、高級品なだけあって、美味しかった−。
すごい身がしまってて、味もしっかりしてます。切るとジュワーと肉汁たっぷり。
最高の鶏だって言ってたのも頷けます。
こちらもCちゃんから。鬼のように忙しい日々を乗り切って、今年もお疲れ様でした!
マロンとフォレノワール、2種類頂きました。
お腹いっぱいなのに、どちらも美味しかったー。ごちそうさまでした。
みんなのお陰で今年も楽しく過ごすことが出来ました。
これからもよろしくね!
さて、今日はcapitale de Noelをうたうストラスブールの写真を。
毎年クレベール広場に現れる巨大なモミの木。
気づきました?
今年のはちょっと斜め。。。
天候を見ながら立てる日を待つうちに、木がしなってしまったらしいです。
斜めだからバランスを取るのが難しかったのか、
枝も例年より少ない気がして、ちょっと寂しい感じでした。 (木を立てた後、枝を足すみたいです)
まぁこんな巨大な木が倒れてたら、シャレにならないですからね。。。
でも何度みても立派なモミの木です。
この時期(とくに週末)はすごい人なので、昼の方が歩きやすい。
でも毎日こんなどんより曇空なので、やっぱり夜の方が写真は映えますね。
この通りの向かいにあるブログリー広場が私の中ではマルシェ・ド・ノエルの中心会場。
今年はここしか行ってないです。。。
アルザス語でマルシェ・ド・ノエルを意味するChristkindelsmarikの門が迎えてくれます。
アルザスの思い出に、今年は陶器のアルザスの家を購入しました。
写真ないけど、ブログリー広場にvin chaud(ホットワイン)の美味しいお気に入りのスタンドがあります。前にも書いたかな。。。ビデオ見つけたのでリンク。ヴァン・ショーもスープ美味しいのでストラスブールに来たら寄ってみてください。
Les stars du marché de Noël : Mathilde par StrasTv
この時期は街じゅうがイルミネーションで飾られて、華やかです。
お店も毎年嗜好を変えて大変だろうな。
(通りのイルミネーションは毎年同じだけど、お店の飾りは毎年違うんですよ)
マルシェ・ド・ノエルは、毎年同じ場所に全く同じ店が立つので、もう慣れっこなんですが、^^;
やっぱりこの時期のストラスブールは散歩するのが楽しくなります。
さて今日は先週末にいったドイツStuttgartシュトゥットガルトの隣町
Ludwigsburgのクリスマスマーケットの模様を。
ドイツのクリスマスマーケットのサイトで見つけたLudwigsburg。
シュトゥットガルトのすぐ隣です。ここから車で1時間半強でした。
街に入ってクリスマスマーケットの会場に入って行く時ってわくわくします。
広すぎず、かといってお店は結構あり、なかなかいい雰囲気のマーケットでした。
おもちゃ、クリスマスツリーの飾り、お菓子など、だいたいどこのマーケットでも
おなじようなものを売るスタンドが並びます。
そして、さすが本場ドイツのクリスマスマーケット。
食べ物の種類が豊富なのが楽しいです。
なんなんだろうと言いながら頼んだこちらは、ピタのサンドイッチ。
ひよこ豆のコロッケと野菜がたっぷり。ごまだれがかかってました。
さすがベジタリアンの多いドイツ(私の印象)ヘルシーメニュー健在です。
左のはスパイシーな味付けのひき肉が入って美味しかったです。
そして、今回はじめて見かけたのが、可愛らしい街角ミュージシャン達。
小学生と思われる子供たちが歌ったりリコーダー吹いたり、バイオリンしたり、
クリスマスマーケットをあちこちで可愛く彩っていました。
ちょっとしたお小遣い稼ぎなのかな。寒い中演奏して、偉い!
以前シュトゥットガルトのクリスマスマーケットで見かけた、鯖の姿焼き。また見かけました!
これ、アルザスやアルザス近辺のドイツのクリスマスマーケットではないですね。
ということで、今回は挑戦してみました。
パンがついてくるのが不思議~ ^^
日本でも鯖って下顎出てるっけ?ちょっと違う種類なのかな。
なかなか肉厚で食べごたえのある鯖でした。
臭みもなくて、ひさーしぶりの鯖、美味しくいただきました!
このスタンドは鯖やサーモンなど魚がメインのスタンドでしたが、
結構賑わってました。海から遠い場所にあるけど、みんな結構魚好きなのねー。
もちろん今年もワッフル食べました。
去年ドイツの焼き菓子の生地の美味しさを発見したので。
安くて素朴な味。美味しかったです。行きと帰り、2回買いましたね。
こちらもアルザス近辺のクリスマスマーケットでは見たことない、マッシュルームソテー。
さすがドイツ。じゃがいもも美味しかったー。ガーリックソースと一緒に。
はちみつ製品のお店もドイツのクリスマスマーケットの定番です。
はちみつロウソクやハンドクリーム。はちみつのお酒もありました。
そしてここではハチミツ入りホットミルクを頂きました。
風味たっぷりでおいしかった~。 あれだけハチミツの味を出すには相当量入れてるんだろうな。
ドイツのクリスマスマーケット。やっぱりいいです。
地元の人もいっぱいで。みんなホットワインと美味しいものを片手に、
友人同士、知らない人同士語り合い。とても賑やかです。
アルザスもクリスマスマーケットの本場と謳っていますが、
やっぱりドイツが本物かな~と個人的には思います。
アルザスのも、もちろん可愛いですよ!(フォローというわけじゃないけど)
気温がそれほど下がらなかったお陰で、気づいたら3時間近く経ってました。
多分これが最後のクリスマスマーケット。十分に満喫できて良かったです。
いつの間にか、こちらはすっかりノエルムードです。
その割には、試験に追われてまだあまり楽しめていなかった今年のノエル。
当然時期を逃すと終わってしまうので、先週末と今週末、せっかくだからと、
当日思い立ってクリスマスマーケットに行ってきました。
先週末はうちから近い、ドイツのGengenbachゲンゲンバッハに行きました。
市庁舎の窓が巨大なクリスマスカレンダーになることで有名なこの街。
最初の年に友達に教えてもらって以来、なんだかんだよく行ってるかも。
小さな町なんですが、町並みが素敵だし、ちょっとかわいらしいお店もあったりして、
いつ行っても楽しい街です。クリスマスマーケットもなかなかいい雰囲気ですよ。
着いた時は市庁舎の前の舞台では音楽演奏をしてました。
食べ物もいろいろあります。
クレープ、ワッフル、焼きソーセージ、タルト・フランベ、ラクレットなどなど。
今回はこれを食べました。
ザワークラウトとこの地方の生パスタ(アルザスではシュペッツルって言います)。
これ、キャベツもそんなに酸っぱくなくて、玉ねぎがしーっかり炒めてあってとても美味しかったです。
あとはグリューヴァイン(ホットワイン)とキンダーパンチ(ノンアルコールのホットワイン)、
それと焼きソーセージを頂きました。ドイツのソーセージはやっぱり美味しいです。
アノ肉まんみたいのも売ってました。。。
以前Stuttgartで食べてみたやつです。中身は何も入ってない上に、あま~いソースで頂きます。
つまり全く肉まんじゃないです。要注意です。笑 今回は写真だけ。^^
そして、18時になると今日のカレンダーを開くショーが始まります。
ちょっと見にくいですが。。。
街の子供たちによるオペレッタみたいのが始まります。
声と歌は録音ですが、みんな練習大変だろうなと思います。
これが1ヶ月毎日続くわけですから。
可愛らしいんですが、全編ドイツ語で全くわからないのが残念。。。
まるでおもちゃ箱から出てきたようなおじさん。
このショーの後、通りを歩いてるところを見つけて、一緒に写真撮ってもらっちゃいました。
窓にはランダムに番号がふってあって、この日は一番上左側の窓が開きました。
(最初の写真では開いてなかったのわかりますか?)
毎回思いますが、絵はそんなに可愛くないです。。。
劇中で何度かハリーポッターって言ってたから、あの不気味な少年はハリーなのか??
1時間くらいの滞在でしたが、今年も行けてよかったです。
]]>せっかくの車の旅だったので、リヨンの街だけでなく郊外のスポットへも足をのばしました。
2日目は友人Sちゃんがいつか必ず行きたいと思っていたところ、シュバルの理想宮に行きました。
1879年から1912年、実に33年の年月をかけてひとりで作り上げたという、この理想宮。
リヨンから車で約1時間のところにある小さな村にひっそりと存在しています。
建築家でもアーティストでもない、ある郵便配達員の男が作ったというから、驚きです。
他の何とも似ていない、独特の雰囲気の建造物でした。
あちこちに彼の魂の言葉みたいのが、刻まれています。それも、
強い意思を持ってすれば、ひとりの人間でも大きなことを成し遂げられる、みたいな彼の強い覚悟、怨念のような言葉。
ひとりで毎日毎日、石を運んで積んで彫刻して、そしてこの言葉。こちらは言葉を失うばかり。
彼はこれを自分のお墓にしようと建造したそうですが、それは認められなかったんだそう。
お気の毒な話です。
今となってはこうして観光資源となり、たくさんの人が訪れる。
後世に名を残すという彼の目標は達成できたと言えるでしょう。
シュバルの理想宮、予想以上に立派なものでした。
そして何よりシュバル氏の執念に圧倒されるばかりでした。
追記。刻まれた言葉をいくつか。。。(訳は適当です)
人とはちりのような存在でしかないことを覚えておきなさい。魂だけが永遠なのだということを。
]]>
リヨンが美食の街だということさえ、私は知らなかったんですが。。。
さすがパティシエのCちゃんはいろいろよく知ってて、
現代のフランス料理を作り上げた巨匠と言われるポール・ボキューズ氏のおひざ元ということで、
食文化が発展していったようです。
bref...とにかくリヨンでは美味しいものが(ストラスブールより)お手軽なお値段で食べれるらしい。
そして、リヨンと言えば有名なのがbouchonブションと呼ばれるレストラン。
リヨンの定食屋といった感じの、いわばビストロです。
entrée+plat+déssertで20€前後と、気取らず安くお腹いっぱい食べられるんだそう。
ということで、こりゃ食い倒れの旅になりそうだね、と3人で楽しみにしてたんですが。。。
ここに立ちはだかったのは、連休。。。
フランスではレストランも店も日曜は休みですが、祝日も休みなのです。
今回は金曜が祝日だったんですが、下調べした店(レストランだけ下調べ^^)がどこもアウト。。。
通常日の土曜はやっているはず、と思ってたら、
金・日が休みだから、例外的に真ん中の土曜も今週はお休みします、って店も少なくなく。。。
結局、評判がよさそうで、この連休に予約できる店は見つけられなかったのです。泣
でもせっかくなのでブション体験してみたいね、とブションがいくつも並ぶ通りで適当に入ったのでした。
観光客が多い界隈なので、ここもそういうお店だったと思う。。。
でも3コースで16€くらいでした。
とろとろ卵とベーコンのサラダ・リヨネーズ
私はモツがたっぷり入った腸詰め、アンドゥイエットを食べました。
これもブションの定番メニューらしいです。
以前食べたブルターニュのアンドゥイエットより癖(匂い)が少なくて食べやすかったです。
友人たちはリヨンソーセージを食べてました。
これにデザート(アイスかパンナコッタでした)がつきます。
もう1つのリヨン名物、クネルは結局今回の旅では食べませんでした。
前に食べたことがあるという友人達が揃って、そんなに美味しくないって言ってたし。。。
さて、初日は昼過ぎに着いたので、軽く済ませようと屋内市場に行きました。
祝日なのに開いてる店があってよかった。。。
バルセロナの市場に規模は負けますが、ちょっと似た雰囲気でした。
でもレストランやバーなどその場で食べられる場所は結構たくさんありました。
なぜか牡蠣の店がやたらあった。。。
別にリヨンは産地じゃないのに。
メニューにはいろいろな産地・種類の牡蠣が並んでて(それも12個入り)迷ってると、
「全部で何個欲しいか言ってくれれば、いくつかの種類を混ぜて持ってきてあげるよ」
とお店の人が言ってくれたので、それをお願いすることにしました。
「じゃ12個でお願いします」って言ったら、「え?それだけ?」と驚かれつつも、
3つずつ4種類の牡蠣を盛り合わせにしてくれました。一緒にbulotという巻貝も頼みました。
生牡蠣って日本だとひとり4個もあれば十分な感じだけど、
フランス人は何個食べるんだろうねー。
4種類の牡蠣、「こっちのからこの順で食べてね。甘いものからしょっぱいものへ。」と
ちゃんと食べる順番も説明してくれました。さすがプロですね。
言われた通り食べていく私達。結構、味違うもんですね。
3人とも共通して美味しいと思ったものがありました。
ぷっくりしてて甘みというか旨みがぎゅっとつまった感じの味の。
お会計の時に3番の牡蠣がいちばん美味しかったよー、とお店の人に伝えたら、
「そう。それはxxのだよ。(産地もう忘れた。。。)僕の好きなのは1番と2番だけどね」
と。はっきり言って、私達には3番は1番と2番よりずっと美味しかったけど。。。
きっと私達は日本の牡蠣に近いものを求めて、美味しいと思ってるのでしょうね。
もう1つ、リヨンで食べたもの。スウィーツ。
というのも、仕事熱心なCちゃんがぜひ行きたい店があるから、と連れていってくれたのです。
Bellecour広場の近くにあるPalomasというお店。
ここはアーモンドなどナッツを挽いて作るプラリネやマジパンなどのお菓子がスペシャリテなんだそう。
なんと奥さまが日本人の方で、ものすごく親切丁寧に接客してくださいました。
お店の看板菓子のPalets de Fourvière、Amandes de Bellecourというお菓子をお持ち帰りで
2個ずつ買ったんですが、今までに食べたことのない感じのお菓子ですごく美味しかったです。
さすがプロがお勧めするお菓子は違うわ。
生ケーキも食べてみたくなって、2つ買って近所のカフェで3人で食べました。
フランスってカフェに別の店で買った食べ物持ち込んでもOKって、今回初めて知りましたー。
フランス生活が長いCちゃんは普通にやってるらしい。
(さすがに食事を出してる店ではやめた方がいいと思いますが)
レモンタルトもプラリネとチョコのケーキも、大変美味しかったです。
リヨンに住んでたら、また行きたいなと思うお店でした!
2日目の夜はBioのワインをこだわりのつまみと共に楽しむことができるワインショップに行きました。
ストラスブールにも似た感じの店があります。
こういう所に行くと、絶対美味しいワインと食べ物に出会えるから安心です。(食事という感じではないけど)
3人でたくさんおしゃべりして、楽しい夜を過ごしました。
ちょっと不完全燃焼だった美食の街体験でしたが、
こうしてみると十分美味しいものを頂いてきましたね。美味しいもの万歳!
11月初めの3連休。
Y氏が出張で留守なのをいいことに、友達2人とリヨンLyonへ行ってきました。
今日はリヨンの街歩きの模様を。
ほとんど下調べせずに行ったので、3人でぶらぶら歩いてただけですが。。。
3日間の間に撮った写真を順不同に載せてます。
青空に恵まれたのは3日目だけでした~。最終日に晴れてよかった!
リヨンはパリに次いで2番目の大きな街です。どうやら金融業で大きくなった街なんだそうです。
そしてリヨンと言えば、言わずと知れた美食の街。。。
今回行くことを決めてから知ったんですが、ここからは結構アクセスが悪い。。。
TGVがストラスブールからリヨンまで走っていると聞いていたものの、
直通は本数がかなり限られてるし、直通でも4時間程かかり、乗り換えがあると5時間とか。。。
ストラスブール‐パリのようには(TGVで2時間半)いかないってことを初めて知りました。
直前で切符がかなり高かったこともあり、運転好きの友人の提案で今回は車で行ってきました!
約500km、車で片道約5時間の旅でした~。
街全体はかなり広いんだと思いますが、観光客の多くが訪れる旧市街は、歩いて観光できます。
と言っても、かなり歩き回った3日間でした。
リヨンもボルドーやパリ同様、大きな川のすぐ隣に町があります。
川の向こう側がカテドラルやブッションがたくさんあるエリア。
高台になっていて、丘の上にも立派なノートルダムがあります。
そして、プチエッフェル塔みたいのがあります。
中心街の南の方にあるPlace Bellecourベルクール広場。
ルイ14世の立派な像がそびえ立っています。
広場の隅の方に、「星の王子様」とその作者サン・テグジュペリの像もあります。
高台の上にあるノートルダムは結構新しく建てられたもの(確か19世紀末)ですが、中の装飾がとても美しかったです。
ケーブルカーで上ったんですが、ノートルダムの方へ直接上がる線がすごく混でいたので、
もう一本のラインで上がりました。
そしたら、ローマ時代の劇場が2つありました! こっちに乗って正解でした。
夏はここで今も演目などやってるんだろうなー。
町が見渡せて、素晴らしい眺めでした。
そうこうしてるうちに、暗くなってきて。。。
ノートルダムの裏からは、こんな夜景が見られます。
この景色はストラスブールではお目にかかれないです。高台もないし、明かりもこんなにないし。。。
この丘を下りた辺りは、リヨン特有のビストロ、ブションがたくさん並んでる通りがあります。
食べ物の話は、また次回にします。
こんな白いキラキラ系の噴水もストラスブールにはありません。
イタリアかスペインみたいです。
こんな雰囲気のよいパッサージュも見かけました。パリにも素敵なパッサージュがありますよね。
お買いものするのも楽しそうな街でした。
かなり駆け足でご紹介しましたが、街の雰囲気が伝わったでしょうか。。。
リヨンはストラスブールとは比べ物にならないくらい大きな街でした。
店やレストランの選択肢は少ないかもしれないけど、
どこへでも歩いて行けちゃうストラスブールってやっぱりいいね、と3人でストラスブール愛を深めたのでした。笑
そんな中、土曜はとてもいい天気だったので、ドライブがてら
以前テレビのローカルニュースで紹介されていた、地元の野菜などを直売するHop'laというお店に行ってみました。
テレビFrance3のローカル版のニュースってアルザス語での放送で、下にフランス語の字幕が出るんですよ。 今更ながらビックリ。
フランス語の勉強にはあまりならない。。。
ストラスブールから15分‐20分のところ、こんな景色の中にあります。
この更に右側はこんな感じ。
日本でも見かけるような野菜の直売所をイメージしてたんですが、もっといろいろなものがありました。
肉、魚、ワイン、ヨーグルト、パン、ハーブティーetc どれも地元アルザス産ということで、
生産者の方の写真や農場の場所も紹介されていました。
普段Grand Fraisで買い物してるとあまり違いがないかもですが、
普通のスーパーより新鮮だと思います。野菜は値段も安いかな?(よく見なかった)
超立派な白菜を見つけたので、買ってみました。1.5€でした。(これは安い)
今日は下見という感じで訪れた私達でしたが、氷の上に並んだマスがとても立派で、
こちらでは見たことないくらい目が黒かったので、1尾買ってみました。
こっちの魚はみんな目が濁ってるんです。
マス料理はアルザス料理の一つです。レストランでは食べたことあったけど、初めて買いました。
キロ10€位で、これで3.5€くらいでした。
岐阜出身の私は淡水魚を家でも結構食べてましたが、
福岡出身のY氏は川魚が食卓に上がることはほとんどなかったらしいです。
ということで我が家初の川魚調理。
せっかくなのでフランスのレシピを探して調理することに。
ニンニクとパセリと塩とオリーブオイル混ぜてぬりぬりして、高温のオーブンで焼くだけ。簡単。
ほんとはレモンスライスと玉ねぎを挟むレシピでしたが、レモンなかったのでレモン汁で許して。
このグラタン皿結構大きいと思うんですが、入りきらない程の立派さ!
完成品は写真撮るの忘れましたが、身がふわっとしてて美味しかったです。
これだけ大きいと結構肉厚で食べ応えもありましたよ。玉ねぎ入れたのも正解でした。
これだったら、また買ってもいいなー。
その他買ってみたのは卵とブリオッシュ(パン)。
卵はちょっと高めだったけど、とても新鮮で久しぶりに卵かけごはんしました。(至福)
パンもおいしかったけど異様に高かった。。。
ところで、お店の名前になってるHoplaというのはアルザス語で、アントワン君が言うには、
いろんなシーンでとにかくよく使う言葉らしいです。
聞いた感じでは、「さて、行こうか」「いいね、そのアイディア」 「あらまあ」など、
いろんな意味を含む感嘆詞?みたいです。
確かに、いかにもアルザス人(≒恰幅がいい)のおじさまおばさまが、
「ホップラ~」って言ってるの想像できます。笑
ところでフランス語ではHは発音しないので、
フランス人が英語を話すと、hungryとangryがどっちなのかわからなかったり、
hambergerがアンバーガーになったりと、典型的なフレンチアクセントの原因になるわけですが、
アントワン君はハンバーガーって普通に言えるし、日本語を話していてもちゃんと「は」が発音できるんですよね。
何でだろうね?って話になって、要因として挙がったのが、このHopla!
アルザス語には「は」の音が存在するそうで、アルザス語はそんなに話さないアントワン君も
このHopla!はしょっちゅう使ってるらしいので。笑
彼は語学の才能があると思うので、ただそれだけかも知れませんが、面白い考察でしょ。^^
Hop'la
196, route de Saverne - Oberhausbergen
ouvert en non stop du mardi au vendredi de 9 à 19h
les samedis de 9h à 18h
site internet : www.hopla-ferme.fr
おまけ。
Hop'laのページを見てたらたまたま見つけた。
今週末(26,27/10)、以前私達が行ったキノコ工場のporte ouverteが再びあるみたいです。
http://www.champichoux.fr/
Hop'laでもここのキノコ置いてました。
フランス人はみんな森にキノコ狩りにいく季節です。
行ってみたいけど、知識がないとなかなか難しいですね。
こちらでは採ったキノコを薬局に持っていくと、薬剤師さんがこれは食べられる・食べられないと
アドバイスしてくれたりするらしいですが。。。フランスの薬剤師って大変ね。
フランスのカボチャはオレンジ色で水っぽくホクホクしてないんですよね。皮はかたい。
ドイツではHokkaidoっていう皮も食べれる日本風のカボチャを売ってるんですが、
そこまでの感動はなかった。。。(覚えてないだけかも)
しかし、今回のは本当に日本のカボチャに近いと思う!
店ではイタリアのウリ類courgesをディスカバーしてみて、と紹介されてました。
何ていう名前で売られてたのかはよく見なかった。。。
皮も食べられるのか不明な上に、どういう食感かわからなかったので、
煮ものに加えて、痛手の少ないスープを作りました。^^;
定番の栗ごはんにしました。
皮剥きが面倒で、元気がある時しか調理できないのは私だけ?
でも作ってみれば、栗ごはんは手間を裏切らない美味しさですよね!
残念ながら甘みは少なめでしたが、あのホクホク感は健在!
玉ねぎと一緒に作ったスープは甘みも補てんされてかなり美味しかったです。
デザートは。
カボチャプリン、じゃないです。笑
ストラスブールの街中にあるチーズ屋さんのCrème caramel(プリンみたいな感じ)。
これね、濃厚でめっちゃ美味しいです。
カテドラルの近くにあるお店なので、観光の合間に覗いてみるのもいいかも。
チーズもおいしいけど、クリームキャラメルもお勧めです。