今日のストラスブール。特別編?

これのせいだったのか。。。

今日は語学学校の授業があったので、
仕事の後、急いでストラスブール市内に行かなきゃいけなかったんです。
職場から語学学校まで、トラムで30分くらい。

でもどうもトラムのダイヤが乱れてるらしい。。。

授業の時間まであまり余裕がないのに、次のトラムが15分後だなんて待ってられない！
（通常は平日なら5-10分間隔であるはずなんです）
といつも使っているE線には乗らず、A線で途中まで行って、バスに乗り換えて学校まで行くことにしました。

しかし、やはりおかしい。
ちょうど私が降りるはずの駅で運転手のアナウンスが入って、
終点まで行かない？とかなんとか言い出したのです。
（よく聞こえなかったので違ってたかもしれないけど、とにかく通常運行でないっぽい） 

私はバスに乗り換えるつもりだったから、降りたんですが、
バス停で唖然。。。次のバス18分後。ダメじゃーん。

かろうじて歩いて間に合いそうな距離だったので、仕方なく、そこから歩いて行くことに。

歩き始めると、やっぱりなんかおかしい。
なんか家畜の匂いがする。。。こんな街中で。

学校の方へ近づくにつれ、家畜の匂いは増すし、
道路にはなぜか藁や乾いたトウモロコシみたいのがちらほら。

さらに進むにつれ、道路は車両通行止めになり、
車道のところどころには大きなトラクターのタイヤが山積みになっているではないかっ！
そしてめっちゃ臭い！タイヤの上に堆肥撒いてあるっぽかった。
その頃には、足元の藁も相当激しくなり、もはや牛小屋の中を歩いてるみたい。＾＾；

なんなんだよー。くさいし！

さらに行くと、向こう側からストラスブール市のごっつい作業車（除雪車みたいの）が藁をかき集め、
その後ろから、散水車で完全クリーニングしながら来るっていう異様な光景が。。。

もはや呆然。何があったんだ、今日ここで。

そして、今まさに掃除し終わったところを渋滞した車の列が、ノロノロと着いていく。
作業車のすぐ後ろに渋滞の列がついてるの。
いやいや、絶対別の道行ったほうがいいと思うよ、あなた達。この先まだまだ悲惨だから。。。

何とか授業に間に合って、クラスメートに聞いたら、
どうやら今日、農家の大きなデモがあったらしい。前にも同じようなのありました。
今回もまた1000台近くのトラクターが街を（汚しながら）練り歩いたようです。

農業大国のフランスでもやはり農家の人は厳しい状況を強いられているのか?! 

それにしても、ここまでやるエネルギーがすごいと思う。
これだけの人数を誰かが取りまとめてるんだから、それもまたすごい。

普段は他人のことにはあまり干渉しないフランス人ですが、
自分の主張したいことがあるときは、とことん主張するってとこかな。。。
私は、政治や世の中の仕組みに不満があっても、なかなか行動は起こせないだろうな。
直接見たら、更に圧倒されたんだろうな。

フランスではデモやストがよくあるけど、これだけやれば、効果あるのだろうか。
少なからず、車もバスもトラムも影響を受けてました。

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