きのこの山?! [イベント]
取っ手までシイタケ風だなんて、芸が細かい!(そんなはずない)
4月初めの週末。いつも近所のマルシェに来ているきのこ屋さんの
porte ouverte(オープンハウス)があるというので、見学に行ってきました。
マルシェでは、生のしいたけ、Pleurotes(ヒラタケの一種)の他に、
きのこを使ったパイやガレット、ラビオリなどを売っているお店です。
この店、一年中毎週土曜にマルシェに来るんですが、
(こちらで主流のマッシュルームに比べると)ちょっと高いので、そんなに買ってなかったんです。
しかし去年後半あたりから、ここの超立派なきのこの美味しさに目覚め、毎週のように買いに行くように。
ちなみにシイタケは1キロ15€くらいで売ってるんですが、
実際に買った時の値段をみると、決して高くないと思い始めたわけです。日本より安いと思う。
Pleuroteは確かシイタケの半額くらいです。
すっかり店のおじさんも私達のことを覚えてくれて、
ある時「お宅のシイタケは日本のより、立派で美味しいと思うよ!」って伝えたら、
喜んでくれて、「4月にオープンハウスがあるから、しいたけがどんな風に生えてるか見においで。」
と教えてくれてたんです。
シイタケがどのように生えているのか、日本でも見たことのない私達。
原木からポコポコ生えてるイメージだけど。。。
ぜひ実物で見てみたい!!ということで、楽しみにしていたんです。
実際は想像以上の光景でしたね。。。^^
結構たくさんの人が訪れていて(多くが高齢の人でしたね)、
20人くらいのグループで説明を受けながら、栽培所を見学するという形だったんですが、
パイの試食などしながら、順番がくるまで30分以上待ちました。
そしていよいよ入って見た光景がこちら!
倉庫みたいな所に床から天井まできのこブロックが並んでます。
Pleurotesにはグレーと黄色のがありました。グレーのが一般的です。
すみません、説明はほぼ覚えてないので、細かいことは不明。。。
きのこの菌を混ぜた土を、袋に入れて四角柱にしたものから、わっさわさキノコが生えてます。
気温は1年中10℃(か15℃)に保たれていて、たまに霧状の水が天井から噴霧されます。
こんな小さいのが、数日(?)で・・・
小さい時は日本のしめじに似てる?
こんなに立派なサイズに。
説明を受けた後、きのこを採りたい人は、自分で収穫して購入することができました。
もちろん1房買って帰りました。
採ってみるとずっしり。確か1房で800gくらいあったよ!
お次は隣のシイタケの部屋へ。といっても扉はなくて繋がってる。。。
きのこって同じ部屋で複数の種類栽培できるんだね。
おぉ。シイタケもボックス型ではないか!
想像してたのと違う生え方だったな。
菌床の色が白いのと茶色いのは何の違いかな。
時が経つと茶色くなると説明していたような気がするけど。
こうしてみるとpleurotesに比べるとシイタケの方が効率が悪いから、
値段が高いのも仕方ないですね。
前日にマルシェでシイタケを買ってしまってたので、
大きいのを数個選んで摘んできました。
ほら、でっかくなっちゃったっ!(古い?)
おバカにお付き合い頂きまして、ありがとうございます。。。
ということで、オープンハウス面白かったです。
こちらではスーパーに1年中あるキノコはマッシュルームだけなので、
こうして季節にかかわらず安定して美味しいキノコが手に入るのはラッキーなことだなと思います。
ちなみにこの現代版キノコの山はこんな所にあります。畑のど真ん中。
ここにもショップがあって、生のキノコや加工品も買えるし、
(お金を払えば)普段でも見学できるみたいです。
ご興味のある方はぜひ。
Champi Choux
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