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ロワール古城めぐり⑤Azay-le-Rideau&Villandry [旅行]

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のびのーびになっているロワール旅行記、最終回です。これまでの記事へはこちらから
さて、最終日は初日にoffice de tourismeで予約してもらったミニバスツアーに参加しました。
帰りのTGVの時間に制限があり、午前中のみの半日ツアーに参加して、
Azay-le-Rideauアゼ・ル・リドー城Villandryヴィランドリー城に行きました。

日曜で店はほとんど閉まっているし、交通機関の本数も減るので、
この選択は正しかったかな。

 

初めにツアーについて。ご興味ない方は、写真の辺りまですっ飛ばしてくださいね。

行き先、時間、値段共に、どの会社もそれ程大差なさそうだったんですが、
事前にいろいろな方のコメントを見た結果、移動中の車内でDVDプレーヤーを貸してくれて、
日本語で簡単なお城のガイダンスを見れるというTouraine Evasionのツアーを選びました。

8人乗りのミニバンで、運転手さん+8名と満席でした。
席が空いていれば、当日直接待ち合わせ時間にOffice de tourisme前に行けば、
その場でも参加可能みたいでした。

ここまで、ほとんどアジア系の人に会わないなーと思っていたのに、
台湾からの家族4人、日本人2人、フランス人1人という、すごいアジア人率のツアーでした。

音声ガイドDVDというのは、写真のスライドショーに日本語で説明があるというもので、
各古城について、数分ごとのガイダンスにまとめられています。
自分の好きに繰り返したり巻き戻したりしながら見れますが、
正直、全然覚えてない。。。実物を見ながらじゃないから仕方ないかな。
でも、ないよりはずっとマシってことで。

それぞれイヤホンでガイドを聞いているということもあり、
車内では他の人と会話をすることはありませんでした。
助手席に座っていたフランス人のおじいさんは、ずーっと運転手さんと
あーでもないこーでもないとおしゃべりしてました。
女性の運転手さんだったんですが、とっても感じのよい方でした。

それでは、いざ出発。

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まずはアゼ・ル・リドー城へ

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川の上にたたずむ、白いお城。
ロワールの古城の紹介でよく使われていると思います。私もだいぶ前にテレビか何かで見たことありました。

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自由時間は1時間程度。
エントランスでもらえる日本語のパンフレットを見ながら各自見学します。

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この城でいちばん興味深かったのはこの屋根裏かも。
外からは木造には見えないけど、屋根の部分はこうして木組みでできてるんですね。

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内装もきれいに展示されています。

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当時の写真。こんな家に住んでいた人もいたのねー。

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でもここは庭を散歩しながら、城を眺めるのがやっぱりいいと思う。
天気がよくて、時間に制限がなかったら、もっとのんびり過ごしたいなという感じでした。
京都御所的存在ですかね。歴史的建造物でありつつ、人々の憩いの場でもある。(本当にそうかは不明)

比較的こじんまりとした、このお城で1時間の自由行動ぎりぎりでした。
シュノンソー城やシャンボール城にミニバスツアーで行くのは、もったいないかもしれないですね。

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さて、お次は庭園が有名なヴィランドリー城。 
ここは下調べ中ぜひ行ってみたいと思ってたんですが、
何せ今年は春が来るのがべらぼうに遅かった。。。
Office de tourismeでも、「今年はまだ花の時期には早いわね。」と言われてわかっていたのだけど、
他に選択肢がなかったので、このツアーに参加しました。

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案の定、色は何もない。寂しい状態でした。

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城内にあった模型で想像してみましょう。
花の季節なら、さぞかし素晴らしかっただろうなぁ。。。

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ということで、1時間の自由時間で城の中も十分見学できました。
私の部屋の天井もこうしてほしい。。。
アルザスにいると青空恋しさ半端ない。

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窓の外を除けば、このお庭。贅沢ですなー。 

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ヴィランドリー城は内装もきれいに展示されてます。

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インテリアは20世紀初頭にこのお城のオーナーとなった方の住んでいた頃の状態だそうです(たぶん)。
パステルカラーがかわいいです。 

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手抜き料理は許されそうにないダイニングですな。。。

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子供部屋もかわいらしかったー。
映画とかで見たことあるような人形劇セット。お金持ちの子は本当にこうして遊んでたんですね。

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オリエンタルサロンという名の美しい装飾の部屋もありました。

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お城を見学した後は、広大なお庭へ。 

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これが花で埋め尽くされていたら、どんなに美しかったか。。。石のお花で我慢してください。

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とにかく広いです。

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城にいちばん近いエリアは菜園だそうです。
今も昔もいったい何人の人がこの庭の維持に携わってるんでしょうね。

ヴィランドリー城行ってよかったです。
こんな閑散とした庭でも、お城見て庭を一周したら、待ち合わせ時間ぎりぎりでした。

入場料は含まれていないので、本当に交通費だけということになりますが、
自分でいろいろ調べて動くことを考えれば、半日ツアー21€は悪くないなと思います。
その一方で、このツアーの場合は車内で簡単なDVDガイドは見られるものの、
城で用意しているオーディオガイドを借りる程の自由時間はないので、
パンフレットを見ながら、各自見学するだけなので、じっくり見学したい人には物足りないかも。
さらっと見学したい方にはお勧めです。

同乗していた他の皆さんは1日ツアーを申し込んでいたようで、ヴィランドリー城に残って、
隣接のカフェレストランで昼食をとってもいいようでしたが、皆さんはトゥールに戻っていました。
ただトゥールからまた午後ツアーの人を乗せて出発するまで、
それ程時間がなく(20-30分)、皆さん運転手さんからサンドイッチが買えるお店や
早く食べられる店を聞いて、いそいそと解散してました。

今回、個人、ガイドツアー、ミニバスツアーの3つの見学方法を経験してみて、感じたこと。
正直そんなにたくさんのお城を欲張ってめぐる必要はないなと思いました。
特に興味のあるお城に1か所か2か所、ガイドツアーに参加するか
個人で行ってじっくりオーディオガイドで見学するのが、お勧めだと思います。
時間が許すのなら、写真撮りに行くだけ、さらっと見るだけという気持ちで、
ミニバスツアーに参加するのもいいかもしれません。

フランス初ひとり旅でしたが、楽しかった部分とやっぱり1人はつまんないなと思う部分、
いろいろあって、行ってよかったなぁと思います。
快く送り出してくれたY氏に感謝です。
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Y氏のおみやげにトゥールで買ったチョコ。
帰ってみたら、結局それ程仕事ははかどらず、家でだらだらしてた日もあったっていうから、
それなら一緒に行けばよかったのにぃ!とも思ったけど。。。^^; 
まぁ、そういうもんですよね。


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