間違いない美味しさ! [食]
Offenburgのクリスマスマーケットに行った翌日、
友達とジャムの妖精といわれるフェルベールさんのお店に行きました。
毎年、12月に開催されるporte ouverte(オープンハウス)の日だったのです。
そんなのあるって全然知りませんでしたが、パティシエの友達に教わり、一緒に行くことになったのでした。HPにも載ってないし、マイナーなイベントなのかと思ったら、結構な行列ができてました。
オープンハウスの内容はというと、入口で紙のトレイを受け取って、作業場を進んでいく間に、焼菓子、チョコレート、アイスクリーム、chocolat chaud、vin chaudやら、いろいろ試食させてもらえるというものでした。
別に実際の作業を見られるわけでもないし、
ちょっと説明してもらえるくらいで、正直なところちょっと期待してたのと違った。
(↑お菓子渡しながら、ちゃんと説明してくれたのは店で働いてる日本人の方だけでしたね。さすが丁寧な対応!)
あまりに人が多くて、流れ作業のように前へ進んでいくしかなかったので、
説明も何もないのもしょうがないかって感じでした。
フェルベールさんの店は小さな村にあるので、
お菓子・パンだけでなく、食品店も兼ねています。
だから最後の方には、店で取り扱ってるスモークサーモンとフォアグラまで試食しちゃいました。
まぁとにかく、いろいろ試食させてもらえるってイベントです。
お金を払わずに、味見できるんだから、文句は言えませんね。
アイスクリームがいちばんおいしかったです。
ゴールはもちろん、お店ですので、(どこかのテーマパークみたいね)
みんないーっぱいお買い物してました。
オーナメントにもなるクリスマスクッキーがすっごく美しかった。気の遠くなるような作業。
私達の業界にもあるけど、これは「日本人にしかできない仕事」ってやつじゃないのか?^^
フェルベールさんは日本では有名だけど、(日本はアンテナ張りすぎだと思う)
こちらでは、ここアルザスでも知らない人が多いって聞いたことある。
でも、さすがにオープンハウスに来るくらいの人は、フランス人マダムも日本人のお土産文化並みに
ごっそり買いあさってましたよ。
一緒に行った友達は2人ともパティシエ。
ノエル前のめちゃくちゃ忙しい時期に、こんなイベント絶対やって欲しくない、って口を揃えて言ってた。
このオープンハウスのための準備だけでも、相当大変だろう、と。
さすが観点が違いますな。
あれだけ、みんな買ってくれれば、やる意義もあるってもんなんだろう。
年末に家族が遊びにくることもあり、私もジャムとクリスマスによく食べられるpain d'epicesパンデピス(スパイス入りの焼き菓子)、Beraweckaベラベッカ(ドライフルーツとナッツがかなりの比重を占めるお菓子)などを買いました。
そしてショーケースにあったこの↓ケーキがどーうしても美味しそうで、
Y氏へのお土産という名目で買っちゃいました。
シンプルなケーキですが、ほんっとに美味しかった。
パティシエの友達の、「それ、ぜーったい美味しいよ。」という言葉通りでした ^^;
ここのは何を買っても、失敗はないよ、とも言ってた。フェルベールさんはすごい人なんですね。
注)よい子のみなさんは真似しないでね。
そして欲しくなる!
こんにちわ
バーデンバーデンに住んでいるさときびと申します。
何度かこちらにお邪魔させていただいております。先週このサイトで教えていただいたフェルベールさんのオープンハウスに行ってまいりました。ホットチョコとアイスが美味しくって旦那と二人で頬っぺたおちそうだねぇとニコニコになりながら帰ってきました(もちろんジャムの瓶を抱えてw)。どうもありがとうございました♪
by さときび (2013-12-08 08:24)
>さときびさん
はじめまして。コメントありがとうございます!
フェルベールさんのお店のオープンハウス行かれたんですね。私の記事がちょっとでもお役に立ったのなら嬉しい限りです!私も思い出して思わずよだれが出てきました(^w^)
12月はドイツもアルザスも華やかでいいですよね!私は昨日ドイツ・ゲンゲンバッハに行ってきました。年明けは寂しいので今のうちにいろいろ満喫しなきゃですね!
by amya (2013-12-08 20:32)