ハワイ島でアワビ祭り [旅行]
宿泊先のコンドミニアムでハワイ島のガイド本を見ていたY氏が、
「ここに行ってみたい!今から電話してみる!」と珍しく言いだしたのがこちら。
(普段、旅行計画は全て私に任せっきりなのに)
そう、アワビの養殖場。
ハワイ島には海洋深層水活用の研究から発展したビジネスで、
アワビやエビの養殖場があるのです。
そして予約すれば、このアワビの養殖場を見学させてもらえるのです。
ガイド本には前日までの予約、とありましたが、
当日の朝に電話しても大丈夫でした。
こんなところで活アワビの文字を見るとは。
オーナーは日本人ではないそうですが、日本人のスタッフの方が対応してくださいました。
アメリカでもアワビを食べる習慣があるそうですが、それほどメジャーな食べ物ではない上に、
こちらで養殖しているエゾアワビとは別の種類のものらしく、
やはり日本がいちばんの出荷先なんだそうです。
見学者は私達だけだったので、じっくり説明してもらえました。それも日本語で♪
源泉かけ流しならぬ、海洋深層水かけ流しで3年かけて育てられるアワビ達。
きれいで安定した水と徹底的な管理のお陰で、ここで養殖されたアワビは、非常に高品質なんだそう。
いろいろ質問して散々説明してもらった後、
触れ合い水槽みたいなところで、アワビをいじめ倒し、
楊枝のサイズと比べてもらえばわかるように、
殻は小さいんですが、思った以上に肉厚で、なかなか食べ応えがありました。
この肉厚さも、ここの養殖アワビの特徴らしいです。
しつこくいろいろ質問する在仏日本人2名にも、
全く嫌な顔をせず、詳しく教えてくれた女性スタッフの方。ほんとにいい人でした。
近くに住んでたら、ぜひお友達になりたい感じの人でした。^^
もちろんお土産に生のアワビを購入することができます。
サイズによってお値段がもちろん違う訳ですが、
私達は8ドルのを3つ購入して帰りました。なかなか立派なアワビです。
今日の夕飯は豪勢だわ。
アワビ同士がくっついてて、取るの大変でした。
生きがいい証拠ですね。
こりっこりの食感と磯の香り。フランスでは味わえない代物ですな。
日本でもアワビを一度にこんなに食べる機会はそんなにないでしょう。
それにしても驚いたのは、肝がきれいな緑色で全く苦味がないこと。
きれいな水の中で、栄養たっぷりの新鮮な海藻だけを食べて育つとこうなるのか。
純粋培養ってやつですね。食生活によって内臓が汚れるのはヒトだけじゃないのね。。。
残りの2つはどうしたかというと。
BBQコンロで焼きアワビに!
ここのコンドミニアムは敷地内のあちこちに、こんな↑立派なBBQコンロが置いてあって、
自由に使うことができます。ガス式で簡単だし、鉄板の掃除も係の人がやってくれるので、楽ちん♪
いやー、ほんとに肉厚ですごい食べ応え!
お醤油もバターも用意してたんですが、何もつけなくても、十分美味しかったです。
ちなみに私は刺身より、焼きアワビの方が好きでした。
とても美味しいアワビだったし、いろいろ聞けて楽しいので、
ハワイ島へいったらぜひ立ち寄ってみてください。
見学はひとり12ドルとそんなにお安くはないんですが、、、
つきっきりで1時間くらい対応して頂いて、 私達は満足でした。
もちろん購入だけもできます。オアフのファーマーズマーケットにも出店しているそうですよ。
ハワイでアワビ、あまり思いつかなかない発想ですが、おすすめです。
おまけ。
急きょやってきたアワビに主役をとってかわられたステーキ。
こちらもかなりのボリュームです。
アメリカに留学してた先輩や語学学校で知り合ったアメリカ人が
「アメリカの肉はあまりおいしくない。」「フランスの肉の方が美味しい」と言ってたので、
あまり期待してなかったのですが(失礼な!)、柔らかく味わい深いなかなか美味しいお肉でしたよ。
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