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3連休に泣いた美食の街体験。 [旅行]

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カテドラルの北側に広がるブション通り
さて、リヨン週末旅行。今日は食べ物編。

リヨンが美食の街だということさえ、私は知らなかったんですが。。。
さすがパティシエのCちゃんはいろいろよく知ってて、
現代のフランス料理を作り上げた巨匠と言われるポール・ボキューズ氏のおひざ元ということで、
食文化が発展していったようです。

bref...とにかくリヨンでは美味しいものが(ストラスブールより)お手軽なお値段で食べれるらしい。

そして、リヨンと言えば有名なのがbouchonブションと呼ばれるレストラン。
リヨンの定食屋といった感じの、いわばビストロです。
entrée+plat+déssertで20€前後と、気取らず安くお腹いっぱい食べられるんだそう。

ということで、こりゃ食い倒れの旅になりそうだね、と3人で楽しみにしてたんですが。。。
ここに立ちはだかったのは、連休。。。
フランスではレストランも店も日曜は休みですが、祝日も休みなのです。

今回は金曜が祝日だったんですが、下調べした店(レストランだけ下調べ^^)がどこもアウト。。。
通常日の土曜はやっているはず、と思ってたら、
金・日が休みだから、例外的に真ん中の土曜も今週はお休みします、って店も少なくなく。。。
結局、評判がよさそうで、この連休に予約できる店は見つけられなかったのです。泣

でもせっかくなのでブション体験してみたいね、とブションがいくつも並ぶ通りで適当に入ったのでした。 

観光客が多い界隈なので、ここもそういうお店だったと思う。。。
でも3コースで16€くらいでした。
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とろとろ卵とベーコンのサラダ・リヨネーズ

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私はモツがたっぷり入った腸詰め、アンドゥイエットを食べました。
これもブションの定番メニューらしいです。
以前食べたブルターニュのアンドゥイエットより癖(匂い)が少なくて食べやすかったです。

友人たちはリヨンソーセージを食べてました。
これにデザート(アイスかパンナコッタでした)がつきます。 

もう1つのリヨン名物、クネルは結局今回の旅では食べませんでした。
前に食べたことがあるという友人達が揃って、そんなに美味しくないって言ってたし。。。

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さて、初日は昼過ぎに着いたので、軽く済ませようと屋内市場に行きました。

祝日なのに開いてる店があってよかった。。。
バルセロナの市場に規模は負けますが、ちょっと似た雰囲気でした。
でもレストランやバーなどその場で食べられる場所は結構たくさんありました。

なぜか牡蠣の店がやたらあった。。。
別にリヨンは産地じゃないのに。

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ということで、牡蠣を食べることにしました。

メニューにはいろいろな産地・種類の牡蠣が並んでて(それも12個入り)迷ってると、
「全部で何個欲しいか言ってくれれば、いくつかの種類を混ぜて持ってきてあげるよ」
とお店の人が言ってくれたので、それをお願いすることにしました。

「じゃ12個でお願いします」って言ったら、「え?それだけ?」と驚かれつつも、
3つずつ4種類の牡蠣を盛り合わせにしてくれました。一緒にbulotという巻貝も頼みました。

生牡蠣って日本だとひとり4個もあれば十分な感じだけど、
フランス人は何個食べるんだろうねー。

4種類の牡蠣、「こっちのからこの順で食べてね。甘いものからしょっぱいものへ。」と
ちゃんと食べる順番も説明してくれました。さすがプロですね。

言われた通り食べていく私達。結構、味違うもんですね。
3人とも共通して美味しいと思ったものがありました。
ぷっくりしてて甘みというか旨みがぎゅっとつまった感じの味の。

お会計の時に3番の牡蠣がいちばん美味しかったよー、とお店の人に伝えたら、
「そう。それはxxのだよ。(産地もう忘れた。。。)僕の好きなのは1番と2番だけどね」
と。はっきり言って、私達には3番は1番と2番よりずっと美味しかったけど。。。
きっと私達は日本の牡蠣に近いものを求めて、美味しいと思ってるのでしょうね。

もう1つ、リヨンで食べたもの。スウィーツ。
というのも、仕事熱心なCちゃんがぜひ行きたい店があるから、と連れていってくれたのです。

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Bellecour広場の近くにあるPalomasというお店。

ここはアーモンドなどナッツを挽いて作るプラリネやマジパンなどのお菓子がスペシャリテなんだそう。
なんと奥さまが日本人の方で、ものすごく親切丁寧に接客してくださいました。

お店の看板菓子のPalets de Fourvière、Amandes de Bellecourというお菓子をお持ち帰りで
2個ずつ買ったんですが、今までに食べたことのない感じのお菓子ですごく美味しかったです。
さすがプロがお勧めするお菓子は違うわ。

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生ケーキも食べてみたくなって、2つ買って近所のカフェで3人で食べました。

フランスってカフェに別の店で買った食べ物持ち込んでもOKって、今回初めて知りましたー。
フランス生活が長いCちゃんは普通にやってるらしい。
(さすがに食事を出してる店ではやめた方がいいと思いますが)

レモンタルトもプラリネとチョコのケーキも、大変美味しかったです。
リヨンに住んでたら、また行きたいなと思うお店でした!

2日目の夜はBioのワインをこだわりのつまみと共に楽しむことができるワインショップに行きました。
ストラスブールにも似た感じの店があります。
こういう所に行くと、絶対美味しいワインと食べ物に出会えるから安心です。(食事という感じではないけど)
3人でたくさんおしゃべりして、楽しい夜を過ごしました。

ちょっと不完全燃焼だった美食の街体験でしたが、
こうしてみると十分美味しいものを頂いてきましたね。美味しいもの万歳! 


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Chiezou

カフェに持ち込みOKって素晴らしいね!
日本でもそれやりたいな。
食中毒出た時の責任問題とか難しいのかな?

ほんと、十分美味しそうな連休に見えますよ(笑)
こちらの市内に、リヨンドリヨンというお店があるので、きっと日本でもリヨンはグルメの街とされているに違いない(私は知らなかったけどー)。

お店の看板菓子とやら、どんなものなの?
by Chiezou (2013-11-18 15:45) 

amya

>Chiezouへ
そうだよねー。こっちのカフェは時間帯によっては飲み物しかない所も多いからかな。まぁ日本っていろんなこと細かくて面倒だもんね。日本のお客さん(メディアのせい?)って厳しいもんね。商品の箱の注意書きとか、笑っちゃうくらい丁寧だよね。^^

リヨンはほんと美食の街らしいよ。リヨンで活躍する日本人シェフも結構いるみたい。私はこの前こっちのテレビでリヨンにある、「レオンdeリヨン」って店を見たよ。似てるね。笑

看板菓子はね、ほんと説明が難しい。。。HPに行ってもらうと写真があるんだけど。見た目はウズラの卵みたいなの。ペールカラー3色で。
外はちょっとさくっとしてて、その内側にキャラメルクリームみたいのとパートダマンドが入ってるよ。食感はぐにょって感じなんだけど、美味しいよ。
私の地元のお隣・犬山市にきびだんごという名のきな粉と水あめ混ぜたみたいなお菓子あるんだけど、真ん中はそれとほんの少し似てるかも。例がまたマイナー過ぎて余計わかんないね。笑
by amya (2013-11-18 21:27) 

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